「床下の小人たち」と言う、岩波少年文庫の児童書があります。 お屋敷の床下には、「かりぐらし」と呼ばれる小人たちがいて、人間から「物を借りて暮らす」、 つまり「借り暮らし」。 借りるんですから、小人たちに返すつもりはあるんです、もちろん。 人間に見つかっちゃうと大変なので、小人たちの生活の苦労は多々あるのですが、 それはどうぞ読んでのお楽しみで。 おもしろいのでおすすめです。もちろん大人も。 さて。 うちは古道具屋なので、どうしてもこまごまとした物が多いのですが、物が見当たらなくなると、 「あ〜、借り暮らしの人たちが借りてっちゃった」 と言っていました。 最近はあまりそう言うことがなかったのですが。 先日、子供の机の上に、夫の時計が置いてあったので、 「子供の机の上に置いてあったよ」 と夫に渡したところ、 「うわ、引っ越し前の家で見つからなくなってたのに」 と驚いていました。 今の家に引っ越して、かれこれ5年。 それがどうして子供の机の上に? 「かりぐらしが返してくれたのかもねー」と言いつつ、 本当に不思議です。 皆さんのお宅では、そう言うことありませんか?
by kuroneko-no-sippo
| 2009-05-21 23:01
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