カテゴリ:本と絵本( 16 )

おすすめ絵本

らせんのお客様から、「4年生に読み聞かせするのに、いい絵本ありますか?」とご質問を受けました。

ちょうど上の子が、去年4年生。

学校での読み聞かせの中で、子供達の評判が良かった絵本をご紹介しますね。
私の読み聞かせグループでは、昨年度末に、一年間で読んだ絵本をクラスごとにまとめ、どの絵本がおもしろかったかのアンケートをとりました。
その中で特に数が上がっていたのが…

ぼくんちに、マツイヒデキ!? (学研おはなし絵本)

あさの ますみ / 学習研究社


「ぼくんちに、マツイヒデキ!?」です。
男の子にも女の子にも大ウケだったようで、アンケートではダントツでした。

私が個人的に今の季節におすすめなのが

おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)

赤羽 末吉 / 福音館書店


スーホの白い馬でおなみの、赤羽末吉さんが描いた絵本です。
シンプルな、「さつまいも色」と黒だけで描かれた、可愛らしい子供達と大きな大きなお芋。
4年生にはちょっと幼いかな?と思うのですが、その迫力とストーリーの楽しさに、たぶん大丈夫。

それから

寿限無 (声にだすことばえほん)

斎藤 孝 / ほるぷ出版


とにもかくにも、工藤ノリコさんの絵が大好き。そして楽しい絵本です。
寿限無はたいがい皆知ってますし、一緒に唱えても楽しい。
よく見ると、絵の中でいろんなストーリーが進行してるんです。
それを読み解くともっと楽しいです。
寿限無の言葉の意味の解説もついていますので、それを覚えて、読みながら「五劫のすり切れの『劫』って言うのはね…」と説明してあげると、「へえ〜」って言う顔しながら聞いています。

雪の写真家ベントレー

ブリッグズ マーティン ジャクリーン / BL出版


絵はある意味「地味」なのですが、おはなしは子供達の心を打つ絵本のようで(残念ながら私は未読の絵本です)、アンケートでも名前が挙がっていました。

したのどうぶつえん

あき びんご / くもん出版


上野動物園じゃない、したのどうぶつえん、です。
したのどうぶつえんだから、いる動物も一ひねりしたものばっかり。
聞きながら、子供達くすくす笑っていました。


またおすすめの絵本を思いついたら、載せますね。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2010-10-21 22:34 | 本と絵本

大切な絵本「てとてとてとて」

てとてとてとて

浜田 桂子 / 福音館書店



以前もこの絵本をご紹介したことあったかな?

大好きな、と言うコトバだけではおさまらない、私を支えてくれるものの中の一つです。

浜田桂子さんの絵本、大好きなんだけど、この本の中の絵が、ちょっとだけ「あなはほるものおっこちるとこ」を彷彿とさせて、もっと好きです。

手。

手はいろんなことが出来る。

合図を送ったり、感情を伝えたり、道具のかわりになったり、大丈夫だよって気持ちを伝えたり。

手で読むことも出来る。

手でお話しすることも出来る。

こうやってキーボードを打って、私の気持ちを誰かに伝えることも。


この絵本。ページが、数字の1.2ではなくて、指のイラストなんですよ。
6ページなら、開いた手のひらと、人差し指を立てたイラストが描いてあるのです。

細かいところまでかわいらしい。



「てとてとてとて」は、最後、こんな言葉で締めくくられています。


  て。

  てってすごいなあ。

  ては、こころがでたりはいったりするところなのかもしれない。


手は、心が出たり入ったりするところなのかもしれない。

初めて読んだ時、胸がぐっといっぱいになりました。

そうだ、そうなんです。

心が出たり入ったりするところ。

整体のお仕事をしようと決めた時、強く思ったのがこの言葉でした。

子供が親に撫でられると安心するように、手で触れるだけで伝わる何かがある。

それを大事にしたいと思っています。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2010-10-18 09:23 | 本と絵本

サロンでの読み聞かせ

午前中は自治会の夏祭りのために、子供会と老人会で飾るための花作りをし、大急ぎでお昼を食べて、午後はお待ちかね、子どものためのサロンの時間です!

本日のメニューは…

1.チェロ演奏
 「はまべのうた」
 「遠き山に日は落ちて」

2.輪唱
 「いちばんぼしみつけた」

3.絵本読み聞かせ
 「みつけたよ、ぼくだけのほし」
 「あしたのてんきは はれ? くもり? あめ?」

4.てあそび
 「ぶた たぬき きつね ねこ」

5.絵本読み聞かせ
 「おはなのながいぶたくん」

6.語り
 「一休とんちばなし びょうぶのとら」

7.手品


40分ほどの短い時間でしたが、総勢61名の方々が見に来てくれ、大盛り上がりでした。
私は「みつけたよ、ぼくだけのほし」と「おはなのながいぶたくん」を読みました。

ついでに、人数合わせに輪唱にもかり出され、いやー、音痴なのに!! 人前で歌っていいの!? とびびりながら歌ってしまいました。
音痴なのに…。


この活動も4年目に入り、目標は10年続けること。その後は20年30年と続くことが目標です。
ライフワークになるといいなと思っています。

学校での読み聞かせで緊張したこと無いけど、サロンでの読み聞かせはとにかく始まる前がドキドキします。
でもいったん始まってしまえば、今回はずいぶんと慣れたのか、案外余裕がありました。


次は冬です。
なに読もうかな〜。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2010-07-17 22:16 | 本と絵本

サロンで絵本の読み聞かせ

申し訳ありません、これは近隣の方への告知です



7/17(土) 午後2時30分より

子供のためのサロン

・チェロ
・コーラス
・絵本の読み聞かせ
・手遊び
・語り
・手品

今回のテーマは「星」です。

夕暮れから星が輝く夜へ。
チェロとコーラス、読み聞かせにテーマが統一されています。
私は絵本の読み聞かせをします。

小さなお子さんから小学生、もちろん大人の方も大歓迎。
近隣の方への完全予約制のサロンイベントですので、連絡先をご存知の方のみへの告知となります。
大変申し訳ありません。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2010-06-27 18:38 | 本と絵本

読み聞かせ絵本

昨日、住んでいる住宅地の中の、年配のかたがたの趣味のサークルの文化祭に呼ばれ、30分ほどの読み聞かせをしてきました。

どの年代が集まるか皆目分からず、小さい子から大人までとりあえず網羅出来るよう、17冊の絵本を持って行きました。

その中から、読んだのは8冊。

順に、

「ふしぎなナイフ」 中村牧江/林健造 作 福田隆義 絵
「ぼくのおべんとう」 スギヤマカナヨ
「わたしのおべんとう」 スギヤマカナヨ
「まがなった」 砂山恵美子
「おおきくなるっていうことは」 中川ひろたか 村上康成
「寿限無」 工藤ノリコ 絵
「ホットケーキできあがり!」 エリック・カール
「たいせつなこと」 マーガレット・ワイズ・ブラウン

幼稚園前のお子さんから、小学校低学年、高学年、年配のかたがたまでまんべんなくいた読み聞かせだったので、本の選択に迷いました。

こう言う、年代がわからない読み聞かせは本当に本の選択に迷います。
17冊持って行きましたが、最初に読もうと思っていた本をやめたり、持ってきてよかったーと安堵しながら予備のつもりで持ってきていた本を読んだり。


今日、近所の商店で、そのサークルの方に会い、
「本当によかった。またぜひ、ぜひ、読んでください」
との言葉をいただいて、嬉しくてほくほくしています。

昨日は小さいお子さんもいたので、かなりちびちゃん寄りの選択でしたが、大人だけ対象に、朗読出来ないかなーなんて考えています。
「あらしのよるに」の朗読したいなー。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2010-03-29 22:39 | 本と絵本

「やせいりょうりこうえん」

やせいりょうりこうえん

山岡 ひかる / 偕成社



たまたま図書館に行ったとき、1年生の下の子が読めそうだなと思って借りてきた本です。

私の最近のお気に入りは、イラストではなく、布や紙でコラージュした絵本。
これもそうだったので、

「お、いいな」

と言う程度の選択でした。

ところが、これが読んでみると、ふ、深い。



これ以降は内容のネタばれになってしまいますので、よい方のみどうぞ↓
ものすごいおすすめの本ですので、
これ以降を読まずに(本の内容を楽しみに)図書館でお借りになってもいいと思います。
ぜひぜひ。

つづき
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2010-01-23 14:14 | 本と絵本

メインは2歳児ちゃんたち

私の住む地域の育児サークルでクリスマス会があり、そこにゲストで呼ばれて読み聞かせをしてきました。

今日読んだのは、

「ひらく」平野恵理子 こどものとも年少版

「けいとだま」大槻あかね こどものとも年少版

「たべたのだあれ」五味太郎 文化出版局

たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)

五味 太郎 / 文化出版局



「ピヨピヨ スーパーマーケット」工藤ノリコ 佼成社

ピヨピヨスーパーマーケット

工藤 ノリコ / 佼成出版社



「まどから☆おくりもの」五味太郎 偕成社

まどからおくりもの (五味太郎・しかけ絵本 (3))

五味 太郎 / 偕成社




メインの年齢層が2歳児だというので、わかりやすくて楽しい絵本を選びました。

テーマは「食べる」そして「冬、クリスマス」


「ひらく」からちびちゃんたちノリノリで反応がよく、「たべたのだあれ」「ピヨピヨスーパーマーケット」「まどから☆おくりもの」はものすごく盛り上がりました。

やっぱりみんな、おいしそうな絵本、かくれんぼ探しって大好きよね。




絵本の読み聞かせの後は、お母さんたちが作ったカレーを食べました。

「たべる」がテーマなのは、カレーを食べることを知ってたからです。
おいしそうだなーって絵本を読みながら思って、そのあとカレーが出てきたら嬉しいでしょう?


食べる楽しみって、人間には不可欠なものだと思っています。

今すぐには口に入らないからこそ、おいしそうだなって言う気持ちが膨らんで、そのあと実際に食べると、喜びは大きいと思う。

そんな喜びを、ちびちゃんたちが感じてくれたら嬉しい。




午後は、下の子のお友達の、和太鼓の発表会に行ってきました。
プロの和太鼓集団の方々の演奏会もあって、ものすごく得した気持ちで帰ってきました。

いい一日!
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2009-12-13 23:22 | 本と絵本

だらだらする時間

久々に予定のない一日です。

本当はこう言う日こそ、気にかかることをやっつけるべきなのはわかっているのですが、なんだか気持ちが凹んでいたので、今日はなにもしないことにしました。

溜まりにたまった洗濯物を畳みながら、開脚ストレッチだけはしたから今日のノルマ終了!

とは言え、何となく後ろめたさも感じるのがね。
開き直れないというか、たぶん自分の「良心」に対する後ろめたさなのでしょうが、朝は「あれをやってこれをやって」と計画してたのに、投げ出しちゃったなーって言う気持ちが半分あるのは事実。

資格を取るための勉強もせずに、せっかくの時間をつぶしてるなー…

ってね。

でも、時々休まないとね。





少しずつしか進まないのですが、おもしろい本を読んでいます。

b0176241_15342186.jpg

太古、ブスは女神だった

大塚 ひかり / マガジンハウス




日本人の、縄文時代から始まるながーい歴史の中での、美醜に関する意識の変化が理解出来て、本当におもしろい。


「男性の背が高いのが好まれるのは、力が勝負の鎌倉時代から始まった」から、背の高い男の人が好まれるのかー、そりゃ筋金入りだよねー

とか、

平安は母系家族の通い婚だったのに、どうして鎌倉時代から父系の血縁に重きを置くようになったのは何故なのか、と言う、長年の疑問が解けたり

とか、

読んでいて興奮します。

だって、ずっと不思議だったんですよ。

平安時代と鎌倉時代って、あまりにも色が違いませんか?
雅と無骨って、違いすぎますよね?
いったいどこが変換期なのか、そもそもどうして雅な時代から、そんなに違う時代に突入したのか、全くわからなかったのです。

人の意識とか生活様式とか文化とか着るものとかそんなにいきなり変化出来るもの?
とずっと疑問だったのですが、
ちゃんと移行の時期があって、それはそれは、混沌としていた時期だったのでした。
それがこの本で理解出来た!
素晴らしい!

私はそれほど歴史に興味はないのですが、実母が好きで、今で言う歴女のハシリだったんでしょうが、私が大人になって、実家に帰ると突然家にマンガ版の日本の歴史があったりしていたのです。

実家で読むものがないとそれらのマンガを手に取って、それで初めて古事記に触れたりしたのですが、興味がないだけに、背景が理解出来ず、こまごまとした「なんで?」と言う疑問がずっと残っていたのです。

そう言うのが、読んでいて、「あああああーなるほどーーー」と氷解して行くのが、とてもおもしろい。


自分では調べる術がわからずに、ただ疑問だけが残っていることの答えが、たまたま図書館で手に取った本の中にあったわけですから、本との出会いって、本当におもしろいです。


さて、なんだかこの文章書いたら少しすっきりしました。

やっぱりちょっとだけでも勉強しようかな。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2009-10-02 15:50 | 本と絵本

はじめてのキャンプ

はじめてのキャンプ (福音館創作童話シリーズ)

林 明子 / 福音館書店



先日、ご近所の方が開いているサロンで、子供のためのサロンがありました。

ピアノ、コーラス、リコーダー、語り、マジックと盛りだくさんの中、私が読み聞かせした本が

「はじめてのキャンプ」 林明子 作・絵

です。

小さななほちゃんが、おとなりのともこおばさんに連れられて、大きなお兄ちゃんお姉ちゃんたちと一緒に川原へキャンプへ行き、ひとつひとつ「小さな子はダメなんだ」って言われたことをクリアしていきます。

重い荷物を持ってキャンプ場へまで歩ききり、
川に落ちても、泣いてないよと言い張り、
大きな薪を拾い、
暗闇の中、ひとりでおしっこに行く。

小さな(たぶん幼稚園児くらい)女の子には、どれも大冒険です。

サロンには、まだ未就学の子が、たくさん来ました。

どの子も、食い入るように絵本に見入っていました。
きっと、なほちゃんと自分を重ねあわせていたのでしょう。
いわゆる「下の子」ちゃんたちがたくさんいたので。


小さな子供を描かせたら、林明子さんは天才だと思います。
ぷくぷくした赤ちゃんも、
少しすっきりした顔立ちの幼児も、
小学生の子も、
もちろんもう少し大きな子も、
大人も、おじいちゃんおばあちゃんも、
どの人にも、日常があって家族があることが一瞬で読み取れるような絵を描く人です。


夏休み、読んでみてください。
大人だって楽しい本です。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2009-07-21 14:10 | 本と絵本

三びきのやぎのがらがらどん

三びきのやぎのがらがらどん―ノルウェーの昔話 (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

福音館書店



「トトロって、絵本にでてたトロルのこと?」


と、トトロに会ったメイちゃんに、さつきが言う言葉。

有名なことですが、あの絵本のトロルとは、このがらがらどんの絵本のトロルです。



子供って、こう、ぞくぞくする絵本が大好きですね。

橋の下に潜む、得体の知れない怪物が、もし、自分の家の近くの暗闇に潜んでたら? って、想像力の豊かな子はきっと思うでしょう。


知恵と力で怪物トロルをやっつけて、最後にはまるまる太る三びきのヤギ。
何度読んでも、子供達はこの絵本が大好きです。



パルシステムで絵本を購入すると、新品にもかかかわらず1割引です。
素晴らしい。
[PR]
by kuroneko-no-sippo | 2009-07-21 13:30 | 本と絵本