こちらも子供達に何度も何度も何度も読んだ絵本です。
これを読むたび、子供達が、 「私の、『ぼくだけのこと』ってなんだろ」と一瞬考えるのがわかります。 同じように見えて、実は誰とも違う、と言うことを、 自分自身で知ることの大事さ。 案外、大人だってわかってないんです。 一生懸命、自分と同じ人を、自分とちょっと違う人を、探して、比べて、安心しようとする。 うん、私です。 スギヤマ カナヨのイラストがかわいいから、ついうっかりかわいい絵本と思ってしまいますが、実はね、自分のこと、自分で好き? って聞かれてる本なんですよ。 自分のことを好きじゃないと、自分だけの、「ぼくだけのこと」を探せないんです。 自分以外の人を基準に考えると、ぼくだけのことって見つからない。 だから本当はこの本、子供達に読んでいるようで、自分自身に読んでいたのかもしれません。 なんて、難しいことを考えずに、ウォーリーを探せみたいに、 「紅白帽を半分にしてかぶってる子どこだ」 「売れない女優どこだ」 「ようたはどこだ」 って、探しっこするだけでも楽しい。 パルシステムで絵本を購入すると、新品にもかかかわらず1割引です。
by kuroneko-no-sippo
| 2009-06-22 21:37
| 本と絵本
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